オールドアブ アンバサダーでナマズ釣りを楽しむ!

ナマズ釣り

あぁ、アブリールが欲しいな…。できればオールドで…。

 

 

ってな訳でヤフオクを見漁っていたら…

ビビっと来たのがアブ アンバサダー5000C

 

なるべく状態の良さそうなのを選んで落札しました。外見の状態は概ね出品の写真通り。

1973年製の中古リールとしては良い状態かなと思います。

フットナンバーは730402。

落札した2025年から計算すると52年前のリールです。自分の親世代のリールですかね…。

 

AmbassadeurのAの文字が大きく刻印された、いわゆる「ビッグA」と呼ばれるモデルです。

少々くすんでいますが、スウェーデン王室の紋章(クレストマーク)が非常に格好良いです。

シルバーのネジもくすんでますね…。

というか銀色の部分ほとんどが汚れでくすんでいます。後で綺麗にしてあげよう。

 

で、パカッと開けて点検すると、汚れ&カサカサになった内部と、古いグリスがコンニチハ。

ほうほう…。

ふむふむ…。

コグホイール側もメインギア側も古くなったグリスが固着していますが、パーツ自体の状態は良く、そのまま使えそうです。

全部分解してパーツクリーナーで脱脂&洗浄して、主に可動部分やネジ等をピカールで研磨して、最後に中性洗剤で洗って、乾燥。

ピカールで研磨したので見える部分のネジの頭やクレストマークも輝きを取り戻し、綺麗になりました。

組み上がったのでもともと巻かれていたナイロンラインを使って近所のドブ川にGO!

ローギアすぎてビビりましたが、なんとか一匹。

でもここで問題発生。

薄々気づいていましたが、ドラグを目一杯締め込んでもズルズルと糸が出てしまうんです。

ドラグ滑りという症状です。

小さめのナマズなので指ドラグで抜き上げる事が出来ましたが…、これは良くない。

後日、ハネダクラフトの強化ドラグワッシャーを注文して再度調整。

アブリールのドラグは湿式だからドラググリスを塗っとけ!と言われたので、よくわからないまま塗りたくってみたら鬼スベリ。

気合い入れてVARIVASのアバニキャスティングPE3号に巻き変えたんですが、本領発揮できず不完全燃焼。

このサイズでも苦戦する始末…。

ドラグが滑るなら脱脂、滑りが悪いならそういうモノだよ。と有識者の方からアドバイスを頂いたので、パーツクリーナーでしっかり脱脂して再度組み込み。アドバイスに感謝です。

てな訳でまたまた近所のドブ川に。

なんとか釣れたけど魚が小さいww

日を改めもう一回。

実用範囲内のドラグ力が出せるようになりました。抜き上げ時に少々滑る程度で、ファイトには問題なし。

この辺りについては要調整なのかなと思います。

キャストフィールに関しては全く問題ないです。普通にバシバシとキャストが決まります。

製造から50年以上の時を経て、持ち主が変わり、新品とは違う輝きを放つオールドアブ アンバサダー5000Cに仕上がったと思います。

見た瞬間にビビっと来た…というか、縁あって僕の手元に来たんだろうなと思う5000C、良い相棒になりました。

組み立て時に若干気になる部分はありますが、実用範囲内なので、気が向けば強化パーツや社外品に交換しようかなと思います。

が、それまではリスペクトも兼ねて、なるべく当時のままで使っていきたいなと。

 

作業に慣れた感じを出して記事にしてますが、5000Cが生まれて初めて手にしたアブリールです。

不器用な自分でも、Youtubeの組み立て動画やサイト等で手順や注意点を確認しながら落ち着いて作業すれば、ここまでメンテナンスする事が出来ました。

古いモデルも多いですが、根強い人気があるおかげで現在でも社外から各パーツが出回っていますし、整備性に関して問題無いかなと思います。(パーツ高いですけど笑)

オールドアブシリーズ、興味のある方は是非一度手にとってみて、お気に入りの1台で釣りを楽しむのはいかがでしょうか。

手間を掛けるほどに愛着が増していきます!

 

お気に入りのタックルを持って、フィールドに出かけましょう!!

 

最後までありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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