冬の風物詩!琵琶湖でワカサギ捕り

淡水魚料理

どうも、お久しぶりです。

2026年1月、新年一発目の遠征に行ってきたので、今回も備忘録として綴っていきます。

遠征日から投稿まで時間が経ちすぎて記事の旬を逃し、ブログの閲覧数が低いのは御愛嬌。

ところで皆さんは冬の風物詩 琵琶湖のワカサギ掬いをご存知だろうか。

ワカサギといえば凍った湖に穴を空けて仕掛けを垂らして釣るイメージだが、冬の琵琶湖では網で掬う事が出来る。

産卵時期になると群れを作って波打ち際まで寄ってくるんだとか…。

簡単に取れるから是非おいで!という友人Y氏のお誘いもあり、連休を利用して、気軽な気持ちで久しぶりに京都方面、琵琶湖に繰り出した。釣りがメインの遠征ではないので本当にお気楽な小旅行感覚で、ワクワク感を保つためにも全く情報を入れずの出発。

お気楽遠征だが釣り竿(パックロッド+のべ竿)だけは忘れない。

群れは夜にならないと寄ってこないぜ!って事で日中はお気楽パンコイで遊ぶ。

市街の河川なのでギャラリーに見守られながら、子供の声援を受け無事ランディング。

京都のコイはデカいのが多い。冬でも釣れる貴重な大型魚だ。

では本題に。

狙うは流入河川

Y氏宅で夕飯を取って日も沈み、いざワカサギすくい開幕。

こんな寒いんだし、そんなにたくさん人は入ってないんじゃないの?なんて思っていたら良さそうなポイントには軒並み人だかりが。

さらに、波打ち際でワカサギすくいをした方が雰囲気があって楽しい!との事だったが、爆風で水面が荒れてしまって何も見えず、いくつかポイントを回って小さな流入河川へ到着。

そこに小魚が数匹泳いでおり、Y氏が「これがワカサギやで!」と教えてくれた。

内心、「オイカワだったりして…w」なんて思っていたが網ですくってみると全てワカサギだった。

寒さに強い、というかワカサギの持つ体内酵素の影響で低水温ほど調子が良いんだとか。

他の魚は上がってこないような低水温の浅瀬に、ワカサギが集結していた。

撮影がうまく出来なかったので後日とったワカサギの写真です。写真の時系列がズレて申し訳ない

体色には個体差があるようで、パールピンクのように輝いていたり、青みがかったような体色のワカサギもいて非常に面白かった。

生きているワカサギを見るのは生まれて初めての経験だったので非常に嬉しかった。

事あるごとに、「俺、〇〇童貞なんすよね〜」などと冗談めかして話しているが、何事も未経験(童貞)ならではの感性を大事にしていきたいと思う。

生きたワカサギ童貞だった僕は30歳にして琵琶湖の流入河川にて無事卒業した。

童貞卒業後の爽やかな朝

河川を数カ所移動して、この日は二人で1.5kgほど捕って日の出でタイムアップ。

ほんの少し薄明るくなったタイミングでワカサギの群はほぼ全て姿を消してしまった。

琵琶湖本湖へと帰っていくようだ。

Y氏宅でワカサギを食べる

日没から日の出まで活動して一眠りした僕らは少し遅めの朝食兼昼飯を食べる事にした。

昨晩とったワカサギをY氏が天ぷらにしてくれたので早速いただく。

青のりで磯辺揚げにするのがY氏流だ。

ビワナマ遠征の際に初めてご馳走になった時も磯辺揚げのワカサギだった。

ワカサギの風味自体に癖はないのだが、淡白なので風味付けとして青のりで磯辺揚げにしているのだと思う。同時に食べ比べをした事は無いのだが、北海道産のワカサギに比べると琵琶湖のワカサギは少々淡白な気がする。だが苦労して捕獲した新鮮なワカサギは本当に美味しかった。

続いてY氏仕込みのワカサギの干物。こちらは事前に用意してくれていたものだった。

塩水処理したワカサギをカラッと干して焼いた一品。

小ぶりなオスに混じって抱卵した大型のメスがいるのだが、卵のプチプチした食感が非常に美味しい。

淡白なワカサギも干すことで旨味が凝縮されて非常に美味しかった。

川魚の風味と脂の旨さを感じる。

琵琶湖のワカサギは基本的に小型なので、この大きさだと「オイカワでは…?」と思うようなサイズ感だが、しっかりとワカサギだ。

パクパクと食べているうちに数匹が内臓が加熱不十分で半生だったが見なかった事にした。

2夜目、大寒波の浜辺

ちらちらと雪が舞い始めてから、あっという間に周りは白くなってしまった。

借り物のウェーダーを装着して雪の積もった琵琶湖へと再び出撃した。

滋賀へと向かう道中、道路の電光掲示板に「気温−2度」の表示が。雪の少ない香川では考えられない量の積雪だったが、Y氏いわく、「普段からこんなには降らない。」らしい。

完全に寒波到来のタイミングで琵琶湖へとやってきてしまった。

かなり寒かったが、時折風が吹く程度で水面は穏やかだった。

「これならイケるな〜」

冬の風物詩、琵琶湖のワカサギすくい砂浜エディションの開幕である。

浜辺でのワカサギのすくいかたをレクチャーしてもらい、なんとか数匹。

生きているワカサギは非常に美しい。

−2度の中、かじかむ手で必死に撮影した。

今回は小規模な群しか回遊してこなかったが、タイミングと運次第では岸際を真っ黒に埋め尽くすほどの群に当たるんだとか。

 

ひたすら網で掬い続けて夜中の2時頃。

吹雪になり雪と冷たい風が顔を打ちつける。

寒さをこらえてワカサギを掬い続けたが、ふと気づくとレインウェアの袖口が凍っていた。

絶対−2度下回ってたと思う。

時折強くなる吹雪と寒さに耐えながら明け方までワカサギを掬い続け、二晩合計で4kg弱のワカサギを捕る事ができた。持って帰ったのは3.5kgなので500gほど2人の胃の中に納まったようだ。

銀色に輝き非常に美しい。

 

Y氏が投網で捕獲したワカサギは、エラの間に砂が入ったまま凍って死んでしまい、砂抜きが出来ずに少しジャリジャリした感じになってしまったので、今後は対策を考えたいところだ。

その点についてはY氏も同感だったようで、何度も経験を重ねていくうちに改善されていくだろう。

下処理と料理

上記の通り、小さな砂が抜けきれず、頭ごと食べるとジャリっとして食感が悪かったので、長期保存も兼ねて頭と内臓を取り去った。

卵が美味かっただけに少々残念だが致し方無し…。

夜に帰宅して一匹ずつ下処理をして、夜中の3時までかかった(笑)

綺麗に洗ったら、水ごと袋に入れて冷凍すると冷凍焼けを防ぐ事が出来るようで、6ヶ月ほどの長期保存が可能になるようだ。

基本的に人にあげるために魚を釣ったり捕ったりする事は無いのだが、Y氏が「うちはいっぱいあるし、また行くから全部持って帰ってや〜!」という事で2人で掬った分を全て頂く事になり、さすがに家族や友人にお裾分け。

自分が持ち帰ってきた淡水魚の中では、人に喜ばれる数少ない魚種だった(笑)

 

薄い塩水で処理して水気を切って天ぷらに。薄衣でサクッとさせるより、ふわっとした衣で揚げた方が美味しいかもしれない。

天つゆで食べると最高だ。

揚げながら熱々をパクパクと食べると美味しい。冷えると少し骨が気になる。

という事で南蛮漬けに。

ブレ気味の写真で申し訳ない

酢に漬ける事で、揚げてから時間が経っても骨が気にならない。むしろ柔らかく食べやすくなっている上に、淡白なワカサギが油と調味料の味でさらに美味くなっている。

以前から思っていたが、淡水魚と南蛮漬けは非常に相性が良い。何の魚種でも美味くなるだろう。

まだワカサギが残っているので次の食べ方を考えるのも楽しみだ。

 

……というワケで、ワカサギ掬いというレジャーを初めて経験し、見て触って、食べて大満足という最高の結果に終わった。

ポイント案内とレクチャーをしてくれた友人Y氏に感謝です。

 

以下まとめ兼、備忘録

ワカサギ掬いに必要な物

二晩ほどしかやっていない初心者同然だが、次回への備忘録も兼ねて書いておこうと思う。

誰かの参考にでもなれば幸いだ。

・網

普通の手網で良いが、力を入れてザッ!と掬ったりするのでホームセンターに売っているような昆虫採集に使うような網ではなく、なるべく頑丈な物を使った方が良い。

友人は大中小と取り揃えていたが、自分が使いやすい長さと重さの網を見つける事が重要だろう。

琵琶湖では岸からの投網(とあみ)も可能なようだ。(念のため、各自でしっかり調べましょうね)

・ヘッドライト

明るすぎても暗すぎても良くないなという感じだった。最近のヘッドライトは明るさを数段階で変えることが出来るので、状況に応じて使い分けると良いだろう。レッドライト機能があるとなお良し。

明るすぎるとワカサギが散る、暗いと魚を見つけにくいという感覚だった。

予備のライトや乾電池を多めに持参すると安心。

・ウェーダー

波打ち際に立ち込んだり、河口域の流れの中で捕ったりするので、防水面を考慮すれば長靴よりも圧倒的にウェーダーが良い。

真冬の夜に足が浸水するとかなりキツイ事になるのは間違い無い。

・防寒対策

ウェーダー着用時、厚手の靴下等も組み合わせて防寒には気を使った。

一応雪対策でシマノのレインウェアも着用。

ネックウォーマーとニット帽も組み合わせたが、一般的な市販のネックウォーマーは汗や呼吸で蒸れて、それが冷えの原因となったので次回からはこちらを使用したいと思う。↓

finetrack ファイントラック メリノスピンバラクラバ

「スムーズな呼吸を可能にしながら、濡れと凍り付きを軽減する「ブレスルーター」を装備。」とある。

買おうかどうか悩んだが買わなかった。

次までには買いたい。

防寒対策を制する物はワカサギ掬いを制すると言っても過言ではないだろう。寒さでワカサギ掬いに集中出来ない!という事態は避けたいところだ。

・クーラーボックス等の入れ物

波打ち際にいるワカサギを掬うので、小さな砂も一緒に入ってしまう事がある。エラの間に入ったりしたまま死んでしまうと砂が抜けずにジャリジャリして食感が悪くなるので、ある程度活かしたままにして砂対策をしたいなと思った次第。水と一緒に魚を入れることができる大きめの容器があると安心。

ザルも一緒に持っていくと持ち帰りの時に水切りに使えて便利だった。

・ライフジャケット

ワカサギ掬いの場所は基本浅瀬なので慣れた人や地元の方は着用してないように見受けられたが、自分は初めての場所で全く地形の想像がつかなかったので膨張式のライフジャケットを持参。万が一浅瀬で転倒して作動するといざという時に使えなくなるので手動膨張式にした

まあ、このあたりは各自の判断ということで。

・その他、注意点

・滑り止め加工されたグローブ、防水手袋、カイロがあると快適。

・けっこう歩いて喉が渇くので、活動時間に応じて飲み物も必要になるが、トイレの回数が増えたりキンキンに体が冷えたりするので注意が必要。ちょっとした食料なんかも持っていくと良いが、場所によってはトイレが近くに無い場合があるので要注意。

・チャック付きの保存袋も多めにあるとワカサギを小分けにしやすいのでオススメだ。

・今回は友人の案内のおかげで駐車場問題は困らなかったが、初めて行く人は、駐車禁止エリアの下調べや、地元の人に可否を聞くなどして配慮して思う存分にワカサギ捕りを楽しんで欲しいと思う。

ちなみに琵琶湖においてワカサギは外来魚なので僕は細かいことを気にせず思いっきり捕獲を楽しんで遠慮なく食べた。

撮影したものの、使い所が無かった写真をここに載せて供養しておく。

 

…とりあえず雑な感じのまとめ方になってしまったが以上、備忘録だ。

安全とマナーに十分注意して琵琶湖を楽しんでいきたいと思うし、自分のブログが少しでもその啓発に繋がれば嬉しく思う。

という訳で、いつも最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

文章にまとめたい記事は数多くありますが間に合っておりません。

マイペース更新ですので気長にお待ちくださいませ…。

それでは。

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